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[+] SECOND BED for everyone.〜 we have all the time in the world 〜
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album BARE-0007 ¥2,000
1. futron
力が人を狂わせることについて。権力と腕力の狂信者が世界の中心にいて僕らの未来はその先にぶら下がってる。不安定で他人事みたいな未来。誰だって例外じゃない。
2. film
通り過ぎてゆくもの。ぼんやりとしたコマ送りの風景。
3. spindle
楽観主義と怠慢から手遅れになる。そんなことをずっと繰り返してる。
4. gift
いつのまにか違う場所にいて戻れるような気もするし戻れないような気もする。遠くに光が見える感じ。
5. 6/20
雨の音を録って放っておいたらいつのまにか出来上がってた。サウンドトラック。
6. polyamine
知らない場所に知らない仕組みがあって全てはそこで決められてる。笑っていたいと思ったら受け入れなきゃならない。
7. dream
疎外感について。誰でも感じてるんだと思う。自分を含めみんなのための曲。
for futron
 いつだって、オルガノラウンジの音はひっそりと、さりげなく届けられる。前作の淡い記憶がいつしか空気にとけ込み、それと意識しなくなったときに、ゆったりとした目覚めを促すかのように。それはぼくにとって、いつだって心地よい、夢を見るような体験だ。だが、それでけではない。彼らの音楽はただの心地よいだけの現実逃避ではない。
 昨年4月にリリースされたミニ・アルバム以来『Calmwarm』以来の新作である。一聴して、ヴォーカルが前面に押し出され楽曲指向が強まっていると感じた。もちろん彼らはこれまでも、自在な音響エレクトロニカ的な音作りを展開しながらも、「うた」としての整合性も重視してきた。ただ雰囲気だけではない歌詞のテーマ性や文学性を忘れないことで、表現者としてのしなやかな思想、あるいはしたたかな身体性を獲得していた。
 だが、それでもなお、本作でまず耳につくのはホンダヒロシの声であり、彼が紡ぎ出すたおやかで優しく、だがどこか生々しい現実との接点を感じさせるストーリーである。これまではうた重視とは言っても、ヴォーカル/声もまたインストゥルメンツのひとつとして配置することで、彼らは独特のなめらかで美しい世界を形作ってきた。それが、今回はヴォーカル/うたを中心に、それをバックアップするような形で全体のサウンド・プロダクツが構成されている印象がある。言い方を変えれば、言葉からイメージがふくらんでいったようでもある。実際にそういう意図があったのかどうかは本人たちに訊くしかないが、そうした音作りにシフトすることで、オルガノラウンジの音楽はより明確で骨格の太い起伏に富んだものへと変化した。決して声高にならないが柔らかで懐の深いヴォーカルが、ここではより説得力をもって迫ってくる。その結果くっきりと浮かび上がってくるのは、失われていくもの、失ってしまったものへの痛みと悲しみ、そして最後のどんづまりで立ち上がってくる再生と希望の物語である。
 前作の「Warmonger」のような強い言葉、直截なメッセージはない。だがそこでの認識はもはや当然の前提であり、オルガノラウンジが語ろうとしているのは、その先の「僕らの未来」である。世界の不条理と病理に立ち向かい、思考し、ひそやかな声をあげるオルガノラウンジの音楽は、まったく申し分なく力強く美しく、鳴っている。
小野島  大
これはもはや音楽じゃない・・・本だな。
松本 力
マイペースに、しかし着実に歩みを止めることなく成長を続けているオルガノラウンジから、久しぶりの新作が届きました。さらに透明度を増したホンダヒロシの柔らかくも力強く響き渡る歌声と、まるでプライヴェート・フィルムを観るかのようにゆっくりと流れてゆく電子音に揺られて時間の経過すら忘れてしまいそう。決して着飾ることなく書き下ろされた詩の世界にも注目。<うたもの>エレクトロニカの最高峰がここにあります。
bounce
98年に結成されたトリオによる昨年4月にリリースされたミニ「calmwarm」以来の新作。いわゆるエレクトロニカにとどまらず、繊細な歌声とメロディが印象的な仕上がり。イマジネーションをかき立てる1枚。
ぴあ
透明度が高いヴォーカルを前面に展開しながら、例えばムームみたいにイノセントでオーガニックなエレクトロニカの夢、音のイメージについての美意識があると思う。オルガノラウンジは、ホンダ、ゴトウ、コヤマによる気持ちと響きを大切にしたバンド。特にホンダのヴォーカルは、伸びやかで澄んだ声とここでありながら、どこにも無い世界を作ることに成功しているのかもしれない。音を引くことで見える隙間の風は心地よい。
MARQUEE
おだやかな電子音の響きがつくり出す浮遊感がここちよいトラックに、穏やかでやさしいホンダヒロシのヴォーカルが鳴る。決して音圧で人を圧倒するのではなく鮮やかに音像を提示してイマジネーションを刺激する。彼等の音楽それは決して『ポップなエレクトロニカ』ではなく普遍的な『ポップス』としての強度をもったものであるといえるだろう。
Sound and Recordhing Magazine

 

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